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【話してみよう Japaneseライフ】神様はhe? she?

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天皇ご一代に一度だけ行われる「大嘗祭」を14、15日に控え、英語ニュース・オピニオンサイト「ジャパン・フォワード」は、Soul of Japan(日本の心)特集を組み、日本の伝統的な自然観と祈りについて「Kami,the Divine Powers of Nature」(神、自然界の神聖な力)で紹介している。

神は、キリスト教では「父なる神」なので男性代名詞のheで表現される。イスラム教のアッラーは性別がないとされるが、伝統的にheが用いられることが多い。一方、日本の場合、神にはそれぞれ男女の別がある。天照大御神(あまてらすおおみかみ)は女神なのでshe、須佐之男命(すさのおのみこと)は男神なのでhe。衣食住や産業の守護神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)は、伊勢神宮天照大御神と対になっているので男神と思われがち。しかし、神社本庁によると、豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)とも書かれて、女神なのでsheを用いるという。

古来、日本人は、山の神、海の神、水の神、木の神、風の神など、自然界の生命力を神と表現した。「人も自然の一部だと考え、恵みに感謝し、時に多くの破壊と深い悲しみの原因ともなる、荒れ狂う自然の側面を静めようとした」(書籍「英語で伝える日本のこころ」より)

豊穣を祈り、神を鎮め、さらなる恩恵を願って、天皇陛下は毎秋、穫れたばかりの穀物を神々にお供えし感謝を捧げる「新嘗祭(にいなめさい)」をご斎行になる。ご即位の今秋、初めて行う新嘗祭は、特別に「大嘗祭」と呼ばれる。

大嘗祭をはじめとする諸儀式は、神代から現代まで受け継がれてきた大切な日本の精神、Soul of Japanだ。 See you next week!