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【話してみよう Japaneseライフ】名前 given name

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 河野太郎外相や柴山昌彦文部科学相が、日本人の名前のローマ字表記を、日本語通り「姓・名」の順にすることが望ましいと記者会見などで言及している。英語ニュースサイト「ジャパン・フォワード」は、「The Order of Japanese Names Should Be Truly Japanese-the World Will Get That(姓名ローマ字表記 首相官邸から範を垂れよ)」との見出しで紹介している。

 

 これまで、姓名のローマ字表記については、欧米型の「名」「姓」の順で書くように学校で教わっている。日本語の「名」は、親などからつけてもらうという意味で「given name(与えられた名前)」と言い、「姓」は「family name(家族名)」と言う。例えば「山田太郎」の場合、「Taro」が「given name」で、「Yamada」が「family name」だ。

 

 一方で、「Taro」が「first name(最初の名前)」で、「Yamada」が「last name(最後の名前)」とも習った。もし、外相や文部科学相らの言及通りに、日本語の語順通りにローマ字表記された場合は、注意が必要だ。

 

 というのも、「first name」「last name」は、欧米の姓名の並ぶ順番に従ったものだからだ。欧米では、「first name」と「last name」の間に、先祖の名前や尊敬する人の名前などを「middle name(中間名)」として入れて、名乗ったりする。これらは、あくまでも順番であり、「姓」と「名」を区別するものではない。

 

 現在でも、カンマ(,)を入れると、「姓名の前後を逆にしている」という意味になり、「Yamada,Taro」と表記するよう求められるケースがある。この表記であれば、「Yamada」が姓だと認識してもらえる。See you next week!