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【話してみよう Japaneseライフ】常識 common sense

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 韓国で、戦時中の労働者に対する損害賠償を新日鉄住金に命じる判決が確定した。すでに解決をみた問題を蒸し返す判決に驚いた人は多いのではないか。日本は1965年の日韓協定に基づき、韓国に5億ドルを供与し、韓国民への補償は韓国政府が行うとされたことから「完全かつ最終的に解決済み」としてきた。

 反論のポイントは国際法の常識(common sense)である。「新英和中辞典」によると、常識は日本では社会的儀礼の知識だが、英米では人生の経験から身についた日常の思慮分別をいうという。

 アメリカの古典的名著「コモン・センス」(1776年刊行)は、哲学者、トマス・ペインがやさしい英語でイギリスからの独立の必要性を説いた。「常識」が人と人との円滑なつながりに欠かせないように、国と国のつながりもまたcommon senseに支えられている。

 英語ニュースサイト「JAPAN Forward」では「韓国は戦時中の労働に関し、法に背いた非常識な判決を下した」との見出しで伝えた。South Korea Breaches Rule of Law, Common Sense with Court's Wartime Labor Ruling.

 では、想像を超える非常識(Unthinkable Breach of Common Sense)に陥った隣国とどう付き合うのか。「放っておくしかない」とあきらめるのも手だが、日本は国際司法裁判所(ICJ)へ提訴の方向だ。国際法に背いた非常識は許されないとのメッセージを英語で世界へ発信してはどうだろう。風向きが変わるかもしれない。See you next time!