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【やり直し英会話】「英語を書けても話せない」のはどうして?

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 英語を学習されている成人の方の中には、メールやチャットなど、文字でのアウトプットであれば比較的スムーズにこなせるのに、話すとなるとうまくいかない…という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

書けるのになぜ話せないか、考えたことがありますか?

今回は"fluency"(流暢さ)と"accuracy"(正確さ)という、2つの側面から「英会話力」について考えたいと思います。

 

英語を話す時、「正確さ」にこだわりすぎていませんか

学習者の英会話力を評価する時、"fluency"(流暢さ)と"accuracy"(正確さ)という、二つの尺度があります。このバランスが上手に取れていると、スムーズに正確な英語を話せる「高い英会話力を持ったスピーカー」ということになります。

日本の成人学習者は、学校教育の過程で些細な文法のミスも許されずに英語を学んできたため、非常に"accuracy"(正確さ)に対して神経質です。

例えば、三単現の"s"などの小さな文法的な間違いをするのを恥ずかしく感じ、正確な英文を作ることに力を入れるあまり、「持っている英語の力を総動員して、頭の中で、正確な英文を組み立ててから話そう」とする傾向が非常に強いです。

しかし、これでは、どんなに高速スピードで考えても、自然なテンポで会話を進めるには時間がかかりすぎて、"fluency"(流暢さ)を相当に犠牲にしてしまうことになります。

実際、他の人と話した後に快適なコミュニケーションが成り立ったと感じられるのは、「多少の文法的誤りがあっても、テンポよく会話を進められた」場合の方が圧倒的に多いものです。

長く、文法的に入り組んだいくつかの文を正確に言うより、タイミングよく、短く、的確な内容を切り返していくことのできる方が重要なのではないでしょうか。

 

英語を書く時は「考える時間」があるけれど

英語を書く時には(チャットであっても)、文法的なミスを自分で正したり、うまい言い回しに手直ししたりながら、推敲を重ねて、文章を組み立てていくことができます。考える時間があることで、長く複雑な構文も、しっかり正確に使いこなせるのです。

一方、会話では、文法的なことを考える時間的余裕のない中で、「聞く」&「話す」のマルチタスクをこなしていくことになります。会話についていくためには、相手の言っていることをその都度、聞いて理解しながら、即、対応していかなければなりません。

以上のことから、学習者として英会話を身につけようとする時は、この"fluency"と"accuracy"のバランスを上手に取れるよう練習する必要があります。多少の文法的ミスは母語でもあるものですから、とにかく知っている表現を使い、どんどん英語で「口頭表現」する練習を積み重ねていきましょう。

英語を書いているだけでは、このスピードアップの訓練はできません。
​​​​​​​ぜひオンライン英会話の仕組みも活用しながら、英語を「話す」ことに積極的にチャレンジしていってください。